「こんなに急に髪が薄くなったなんてショック!」
普通髪の毛が薄くなるといっても、徐々に抜け毛が多くなってきて進行するものです。
ところが、急に抜け毛が増えて一気に薄毛が進行するというケースもあります。
「急激に髪が薄くなったんだからお手上げでしょうか・・・」
いいえお手上げではないのです。それよりもあなたは何か育毛対策を始めていますか?
食事の改善、質の良い睡眠などの生活環境の見直し、そして育毛剤。もし何もやっていないのなら、まずは頭皮環境を整える育毛剤から始めてみませんか。
薄くなったその原因と対処法を見ていきましょう。
この記事に書いてあること
急に髪の毛が薄くなった!その原因は大きく分けるとこの2つ
急に髪の毛が薄くなる。それには原因があります。
すぐに対処できる方法から、かなり深刻な状況に対処していく方法までいろいろありますので、自分に当てはまることがないかチェックしましょう。
AGAが急激に進行する場合
AGAとは男性型脱毛症といって、ハゲ・薄毛の最も多い症状ですね。
AGAが原因で薄毛になるかどうかは「遺伝」によってほぼ決まります。自分の母親の家系にはげや、薄毛の人がいないかどうかチェックしましょう。
もしいる場合には、遺伝を受け継いでいる可能性が高くなるので要注意です。
しかも、AGAの症状が急激に進行しているケースですと、進行速度はかなり早いですね。
今すぐ育毛剤でのケアが必要になります。
育毛剤の効果が表れるようになるまでには、少なくとも3ヶ月~半年かかるので、のんびり構えていては手遅れになってしまいます。
頭皮環境の悪化で薄毛が進行する場合
頭皮が乾燥したり、夏の紫外線によるダメージなどで頭皮の肌が急激に荒れて弱くなって、それが原因で薄毛が進行するケースがあります。
急激に強いストレスがかかった時なども同じように薄毛が進行したりしますね。こんな場合は、頭皮を正常に戻すことが急務となります。
この状態で役に立つのも実は育毛剤が一番いいのです。
育毛剤は、ダメージを受けた頭皮の肌を補修し、頭皮の肌に一番大事な保湿をし、頭皮のための化粧水のような役割をします。
さらには頭皮の血行を良くし栄養が髪の毛や毛根に行き届くサポートをします。
抜け毛が多くなっている原因が、頭皮が急激にダメージを受けたことだとすれば、下手なケアをしても余計に悪化するということも考えられるので、一番薄毛の進行に対して効果のある育毛剤でケアを始めるべきです。
何で急に髪が薄くなったか原因がわからないときに最初に疑うべき4つのポイント
もちろん薄毛の原因で一番大きいのは遺伝による男性ホルモンの関連性ですが、それ以外にも薄毛や脱毛を引き起こす原因があります。
特に若ハゲなんかは、「何が薄毛の原因なのかわからない」ということもあるでしょう。
一時的なものなのか、永く付き合っていかなければいけないのか。
そんな時は次の項目を疑ってみてください。
疑うポイント1:睡眠と薄毛の関係
「髪は寝ている間に成長する」これはよく言われていることですね。
頭皮は日中、埃を受けたり紫外線を浴びたり、思ったよりたくさんのダメージを受けています。それを修復するのはまぎれもなく「睡眠」です。
十分に睡眠をとることができないと、ダメージを受けた髪の修復が不完全になり、頭皮も髪の毛もダメージを負った状態のまま明日を迎えることになります。
睡眠が不足していると感じる人は、この点も薄毛の原因として疑ってみましょう。
疑うポイント2:ストレスによる薄毛
現代社会では”ノンストレス”なんて考えることもできないという人も多いでしょう。特に薄毛世代は、会社でも家庭でも重要な位置にいることが多いです。
でもこのストレス、薄毛にもとっても影響があるから困りものですね。
血行不良による頭皮環境の悪化
ストレスは血行不良を引き起こします。自律神経の制御がおかしくなって血流に影響がでるからです。
毛母細胞は毛乳頭から栄養を得て毛髪を生成するのですが、毛乳頭に栄養が十分に行き渡らなければ、発毛サイクルに影響を与えるのです。
もちろん体中に栄養を送るのは血液の役目ですから、血行不良は栄養の不足に直結します。
毛の根元にある毛球の下端に位置するくぼんでいる部分、毛乳頭周辺の細胞組織のこと。毛乳頭から栄養素や酸素を受けとり、細胞分裂することで髪の毛をつくりだします。
円形脱毛症とストレスについて
円形脱毛症の原因としては、昔から「ストレスによるもの」と言われてきましたが、現在では「自己免疫疾患」が原因であるとされています。
では、ストレスは関係ないの?という声が聞こえそうですが、そうとも言い切れません。
ストレスと円形脱毛症のはっきりとしたメカニズムは解明されていませんが、ストレスが自己免疫疾患を誘発することは知られています。
やっぱり全く関係ないとは言い切れません。少なくとも”遠因”もしくは”誘発”といった表現が適切であるようですね。
疑うポイント3:運動不足が原因で薄毛になる?
特にダイエットに興味がある人であれば当たり前のことですが、

運動することはダイエットにもつながりますが、これは髪の毛にとっても重要なことなのです。
薄毛世代は、会社や社会でも超多忙な世代。なかなか運動と一口に言っても簡単ではありません。
しかし、食生活と同様、健康のために避けられない要素ですし、健康はそのまま育毛につながるということを再度確認しましょう。
また、血流不足は、髪の毛に悪影響を及ぼしますが、特に最近ではデスクワークの仕事が増えて、長時間同じ体制で仕事をしなければいけない状況が多くなっていると思います。
これにより筋肉は収縮・硬直して、血行を悪くするのです。
首筋の血行が悪いということは、当然頭皮への血行も悪くなっている可能性があります。
運動といっても無理に大げさなことをすることはありません。
長時間のデスクワークの合間に、気にして肩や肩甲骨を動かす体操、簡単な筋トレ、散歩など日々のちょっとしたことが大切になってきそうですね。
疑うポイント4:正しいやり方でシャンプーしないと薄毛になる?
シャンプーは、液体を直接頭皮や髪の毛につけて洗うものであり、非常に重要です。ここを軽く考えてしまうと大変なことになります。
シャンプー次第で頭皮の環境は大幅に改善できるということを覚えておいてほしいですね。
シャンプーによる薄毛改善(選び方・考え方)
- シャンプーは頭皮を洗うのだということ
- 洗いすぎもいけないのだということ
- やさしく洗うのだということ
- 成分にもしっかりこだわることが必要だということ
是非、このポイントをしっかり守ってシャンプーを選んでもらいたいものです。
育毛シャンプーはこういったポイントを押さえて作られたものではありますが、その前に使う側の洗い方が間違っていれば正しい効果は得られません。
裏を返せば、育毛シャンプーでなくても、しっかりとした洗い方がわかっていれば、かなり頭皮環境は改善できるということですね。
皮脂を落とせばいいんですよね?が薄毛の始まり!
“皮脂が脂で塞がってる”がイコール”抜け毛”という現象につながるわけではありません。
頭皮が脂性だったら「脂漏性脱毛症」になるのかと言ったら、そういうケースはまれなのでここは過剰に反応してはいけません。
ですので、安直に「皮脂を取り除けばいいんでしょ?」というのは間違いなのです。
頭皮を健康な状態に保つためには、保湿が何よりも重要ですが、皮脂は肌を守る役目も持っているのです。
したがって、皮脂を落としすぎても、頭皮は今度は皮脂が不足していると判断して、過剰に皮脂を分泌するようになります。
この悪循環が始まってしまうのです。
つまり、
ここのところを間違えないようにしましよう。
若ハゲは加速度的に進行するってほんと?
AGAのハゲパターンは、30代から40代で発症して徐々に薄毛が広がってくるのが一般的です。
しかし、若ハゲは急にくることが多いのです。
AGAの薄毛は男性ホルモンが原因となりますが、同じ男性ホルモンの量があっても、その感受性には個人差があります。
感受性が高い人、つまり男性ホルモンに敏感な人だと、若い20代のうちからハゲが進行してくるし、そのスピードも速い。
だから若ハゲは急にくるのです。
20代で急にハゲる人っているの?
AGAは思春期を過ぎたくらいから発症することがあります。
つまり、思春期を過ぎたくらいの若い人は、男性ホルモンが増加するとともに、感受性が高い人は抜け毛が始まってしまうのです。
若くして20代で急激にハゲるというケースは、その代表的な症状ですね。
生え際や、M字になっている部分が薄くなってきて、次第に頭頂部の抜け毛がひどくなってくるのです。
若ハゲの場合は、なんとかして薄くなっていく髪の毛の進行を食い止めておくのがポイントです。
一度抜けきってしまった部分の毛髪を前進させるというのは非常に難しいことだからです。
なお、進行を抑えるには、AGAの治療薬で、男性ホルモンの影響を抑制する「プロペシア」や、血行を良くして発毛を促すミノキシジルが効果的ですが、この2つの薬には副作用があると言われています。
- プロペシア・・・勃起障害(ED)、性欲減退など
- ミノキシジル・・・頭皮のタダレ、多毛症、動悸など
プロペシアの勃起障害は、服用をやめても続いている人もいて、非常に深刻な問題です。
特に若い人には、薄毛をとるか性生活をとるかという究極の選択にもなりかねない問題なのです・・・。
だから、まずは育毛剤を使うことをおすすめします。
育毛剤には副作用の心配がないし、頭皮の血行促進など、育毛には必須のケアができるため、重要なアイテムとなります。
AGAの急激な進行は一年でどのくらいくるの?
AGAの進行速度には個人差があります。
一概に1年でどのくらいくるかということは言えないですね。しかしここで気にするべきなのは「発毛サイクル」なのです。
参考 ヘアサイクルと脱毛のメカニズムカミわざ|アデランスAGAというのは、もともと成長するはずであった髪の毛が成長しきらずに抜けてしまう症状です。そして抜けた後、次の発毛までに時間がかかります。
今ある髪の毛は抜けてしまうので次に生える毛髪が重要なのですが、それが生えてきずらいとなると急激に薄毛が進行してしまいます。
発毛サイクルの中で髪の毛がすべて生え変わるのにかかる期間は3年から6年くらいですね。
新しい髪の毛が生えない場合、6年でツルツルになるという恐ろしい事実も考えられるのです。
まずは、自分の髪の毛で薄くなりそうな部分をチェックしましょう。
その部分が他の部分と比べて髪の毛が柔らかいとか細いといった場合、かなり薄毛になる危険性があります。
次に、育毛剤を使って、その部分に産毛が生えてくるかどうかをチェックしましょう。
生えてくるようならまだ発毛できる力があるということですね。
そうなったら、産毛を太い毛にするように注力していくという育毛方法がとれるのです。
薄毛の進行が止まった!って人はどんなことしたの?
薄毛になったけれど、育毛ケアすることで薄毛の進行が止まったという人も多くいます。
AGA自体は進行性であり、遺伝によるものなので治まることはあっても完治はできません。
しかし、AGA以外にも薄毛が進行する原因が後押ししている場合、かなり好転することがあります。
AGA以外にも薄毛を進行させる原因があるということを認識するのはとても重要なことです。
まずAGAの進行速度を早くする要因を理解する
- 頭皮の環境が悪化している
- 頭皮の血行が悪い
- シャンプーによる頭皮ダメージ
- 紫外線による頭皮ダメージ
- 睡眠不足
- 栄養バランスの偏った食事
- タバコの吸いすぎによる血行不良
- ストレスが大きい
こういったことは確実に薄毛を後押しします。
ハゲの進行速度に関わってくるので、急激に薄毛が進行した人はこれらの要因も合わせて気にしてほしいです。
言い換えれば、AGAの進行速度を早くする要因のケアを効果的に行ったことで、「薄毛の進行が止まった」ということも十分考えられることなのです。
ただし、例えば睡眠不足を解消しただけ、食べ物をバランスよく食べただけで薄毛の進行が止まったということは考えにくいですね。
一番大事なのは頭皮のダメージを補修して、頭皮環境を良くすること。
そのためには育毛剤でのケアを欠かさないようにしましょう。